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白刃と黒牡丹【感想】執着弁護士×若頭のクールな幼馴染ラブ!

表紙
2巻完結★★★★★

 こんにちは、BLハンターももかんです。
人生の深みの表現が素晴らしい、ゆくえ萌葱先生…極道モノ、カチこんできましたね…!

妖艶・・・っ
艶かしいっ・・・っ
なのにちょっと、可愛い・・・っ
(ジタバタ)

 本日は、『白刃と黒牡丹(はくじんとくろぼたん)【ゆくえ萌葱著】』
文句なく★×5!神っ!…を紹介したいと思います!(><)

白刃と黒牡丹レビュー

★こんな人におすすめ★
 懐の深い受けが見たい!(かっこいい!)
 攻めの執着愛萌え
 チャラチャラふわふわした気分じゃない
 王道のBLに飽きてきた

★おすすめしない人★
 ガチの『極道モノ』『リアリティ』が見たい
 乙女なBLを求めている

★ストーリー★
 主人公、弁護士の『白樺』は誕生日が3日違いのヤクザの息子の幼馴染、若頭の『黒井』に愛の告白をするために、毎日足繁く組に通っていたが、全く相手にされなかった。

ある日、白樺が組の顧問弁護士を引き受けることになる。
カタギの白樺を遠ざけようとする黒井の努力に反して、白樺は高校時代から黒井を支えるために弁護士になり、組に根回しし、20年かけて外堀を埋め、求愛するが・・・。(1巻のメインストーリー)

 『極道モノ』ではありますが、暴力表現はマイルド。全てのイベントが恋愛につながる布石です〜。

白刃と黒牡丹【電子限定かきおろし漫画付】


★ネタバレ込み感想★
 今回のレビューはほぼほぼ、『黒井の漢気』の話になります…!

 まずですね、まずですね…!求愛される若頭・黒井の魅力が半端ない。白樺が命を掛けて愛するに値する漢気・強さ・色気の持ち主。

何が起こっても、ちょっとやそっとじゃ動じないし、家族(組員)を大切にする。白樺にツレなくするのも、白樺の安全の為に極道から引き離す為。自分も弱いところがあって、白樺が必要だと解っているのに、守るために遠ざける姿が尊い…。

そんな黒井が、白樺の『外堀埋める作戦』にもなかなか屈せず、本気で抵抗します。そりゃそうか、黒井は白樺を守りたいのだから。

しかし組の抗争で白樺が怪我をしたことをきっかけに、遠ざけるのではなく、側に置いて守ることを決心します。

で。
あんなに白樺の求愛に抵抗していた黒井ですが、

側に置くと腹をくくった途端、

白樺をこれでもか、と甘やかします。

まるで、蛇のような執着愛を見せる白樺が可愛く見えるくらいデカイ懐を持って甘やかす。

付き合ってるのを公言するし
見えるところにキスマークを付けさせてあげるし(そして隠さない)
刺青の色を白樺の好きな色にするし
白樺の不安(本当に好かれているのか)を理解して、取り除くし

甘やかす、といっても、デレデレイチャイチャするわけではなく、何だかもう、

懐の中で、全てを包み込み、守ってくれるのです!

 1巻が白樺の告白編、2巻が黒井のアンサー編になってて、サイコーに楽しむには絶対両方読むべきなのですが、話の構成として1巻、2巻、別々でも読める二人それぞれのラブレターみたいになっています。

 そして、心の奥で冷静な自分が首をもたげたのですが・・・


↓ここからは商売目線の夢のない話をします
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 この作品、(大人の事情でよくある)『読者に続きを読ませる為の、2巻への煽り』がない!

正直、私は2冊同時に購入したのですが、1巻目で『めっちゃハッピーエンドで終わった??2巻は何があるの?』と思いつつ、おそるおそる2巻を手に取ると、『そういうことなのー!?めっちゃ両思いじゃん!!』と、素直に感動しました。

そう、先ほども言いましたが、別々で読んでも大丈夫なくらい、それぞれが『一冊完結』しているのです!
しかも、1+1=3という、ウルトラCをかましているのです・・・!

様々なレビューを見ても、みんな1・2巻とも読んでたので、『引き』とか、『煽り』の小細工はいらない良作なのでしょうが、(私的には神レベル・・・!)

小細工いらない、その辺は同じマンガを描く身としては、正攻法でやられた・・・!負けました・・・!(勝負じゃない)

(あとあとあと、自分を棚にあげて色々言っちゃうと…)

 ゆくえ先生は売り方ひとつでもっともっと爆発する先生なのではないか?と思いいます。

 表紙とか、一番勝負かけるところだと思うんですが、煽り文句を含めてコレは…、他の軽っるい極道モノBLに埋もれてしまう…。

表紙
1巻表紙

そして以下↓が書店特典イラストだそうです。

Image
引用:ゆくえ先生Twitter

んん???
特典の方が良くない???


白と黒がテーマカラーなんだから、このようにバキッっとシャキッとパンチがあったほうが美しいでしょう。なんで書店特典の方いい感じなの!?
しかもこれ、編集ナシのゆくえ先生絵ですよね・・・イイじゃんっ。

それから、特典の方が構図もいいと思います。
だって1巻は、黒井が白樺を拒否ってるところから始まるんですよ?
揺るがない黒井、そして蛇のように求愛する白樺、二人の間にある障害…これを表現できているのは、特典イラストの方でしょう。

そして帯の煽り文句、カップリング説明、なんか微妙・・・!
ーそろそろ、観念しましたか?ー
ー執着系弁護士×ツンデレヤクザの腐れ縁ラブー


いやいや、ソコ切り取る?
コレじゃあ、『ヤクザが心も体もドロドロに執着愛されて墜ちる話』に聞こえる…(BLありがち展開だけどっ。)
キスしてるし。

コピーライティングのプロじゃないので、正解はわからないのですが、
なんか、チャラい。熱が感じられない。買うの躊躇した。
黒井をツンデレ若頭とか・・・?チャラいわ〜。

私なら…
特典の方の、目の覚めるコントラストのあるイラストと、キャッチコピーは
=僕はずっと、あなたを思っている=(作中告白抜粋)
=執着弁護士×若頭のクールな幼馴染ラブ=


にします。
正直、100点ではないけれど、ベターだと!
1巻は白樺の告白編なので、情熱を全面に出して、コレからどんどん攻めてく展開を匂わせる煽りで!白樺の押せ押せの、黒井の立板に水の関係性をビジュアルで強化。

あと、元のカップリング表現の、『腐れ縁ラブ』はボツで→『幼馴染ラブ』に変更。
腐れ縁、って『離れよう、縁を切ろうとしても断ち切れない、好ましくない関係』っていう、ネガティブな日本語じゃないですか…
でもさ、白樺は離れたくない一心で人生賭けて縋り付いて流のだから、全然腐れ縁じゃあないよ!

つまり私が思うのは・・・GUSH編集さんがんばれ!
 ・商業の強み、チームで作品を最高に盛り上げて!
 ・カバーデザインはしっかりデザイナーと調整し
 ・本編読んだ?キャッチコピーも推敲して!
 ・原画も吟味して!

正直、この単行本の表紙だけ素人レベルだと思う…!

言うは易し、偉そうにすみません。

ゆくえ萌葱先生情報

Twitterが主情報元!追っていこう〜。
本日紹介した『白刃と黒牡丹』最近の『目黒と秋野は気づかない』の後日談の同人誌も出されています〜。気になる…!
ブログは放置されている様子。

Twitter @y_moegi
pixiv ゆくえ萌葱
ブログ http://gabang.blog5.fc2.com/

アツいのにクールなBL!

 二人の空気感、想い、めちゃめちゃ楽しめるお話です(^^)
まだ読んでいない方は是非!もう読んだ方も、何度も読んでしまうこと請け合いです。

 ゆくえ先生、これからも素晴らしい作品を待っています!

スマホでさくっと読む♪


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